ホームページのことを調べていると必ず出てくるキーワード、ドメイン。ホームページに欠かせない要素の1つです。
今回はインターネットでのドメインの役割について解説していきます。
ドメインって?
インターネットを一つの大きな街と考えると、ドメインはインターネットに家をもつ人たちの表札です。
今このブログをご覧になっている画面の上の方にも、solight.jp もしくは solight.jp/blog/what-is-a-domain/ あるいは http://solight.jp/blog/what-is-a-domain/?と表示されている部分があると思います。
この solight.jp という部分がドメインです。私はソライトという屋号で事業をしており、ネット上でも同じ名前で活動しているため、このドメインを取得し利用しています。
アップルという会社では apple.com、アマゾンというお店では amazon.co.jp がドメインです。会社やお店ではドメインは看板にあたりますね。
ホームページへたどり着く仕組み
みなさんがいつもインターネットを通じてホームページを見ているアプリ、ソフトのことをウェブブラウザもしくは単にブラウザといいます。今ブラウザでこのブログをご覧になっているはずです。ブラウザはみなさんをホームページへと連れて行く乗り物のようなものです。
ブラウザの上部にはアドレスバーというドメインを入力できる場所があります。ここに行きたいホームページのドメインを入力すると、一気にホームページまでたどり着けます。アドレスバーに入力する文字列をURL(ユーアールエル)といいます。
ブラウザのアドレスバーにドメインを入力するとそのホームページの入り口にあたるページ、トップページにたどり着きます。
整理すると、以下の3ステップでホームページにたどり着けます。
- パソコンやスマホでブラウザを立ち上げる
- アドレスバーに目的の会社やお店のドメインを入力する(アマゾンに行きたければ、amazon.co.jp と入れる)
- 目的のホームページのトップページにたどり着く
ドメインの種類
ドメインにはいくつか種類があって、今まで紹介した solight.jp、apple.com、amazon.co.jp といったドメインは独自ドメインといいます。自分の好きな名前を付けている独自なドメインなのでこう呼びます。
ホームページの開設にはドメインが必須ですが、自分専用の独自ドメインを取らなくてもホームページを開設する方法はあります。どこかの会社がすでに使っている独自ドメインの配下のスペースを間借りする方法です。ただし、事業でホームページを開設する方にはおすすめできません。
仮に aabbcc.jp というドメインで間借りしたとしましょう。aabbcc.jp のトップページは当然その会社 aabbcc社 が使っているので、aabbcc.jp/your-homepage といったURLになります。
間借りドメインの問題点
1. 長い
URLが無駄に長く覚えづらいです。名刺に書く際にも収まりが悪いし、先頭に書かれている aabbcc.jp は自社や事業とは何の関係もありません。
2. 独自ドメイン(高くても年間3千円程度)も持てない事業者だと思われる
金銭的、もしくは知識的に独自ドメインも持てない事業者だと判断されてしまいます。事業としてはマイナスです。それくらい独自ドメインを取得している事業者は多いです。
3. 検索エンジンが付けたホームページへの評価が持ち越せない
数ヶ月〜数年 aabbcc.jp/your-homepage でホームページを運用した後、ついに独自ドメインを取得しました。さぁ引っ越しだ!となったとき、検索エンジンが付けたホームページの評価はドメインに紐づいているため、新しい独自ドメインは評価がゼロからとなってしまいます。これはかなり残念なことです。
4. メールアドレスもドメインに影響される
メールアドレスは独自ドメインがあることで使えます。aabbcc.jp のメールアドレスは name@aabbcc.jp のようになりますが、間借りさせてくれている会社が自社用として使用しているか、使えたとしてもまるで aabbcc 社の社員のようなメールアドレスです。
事業をしていて途中でメールアドレスが変わるのはかなり厄介なことです。だったら最初から独自ドメインに紐づいたメールアドレスを使いたいですよね。
こういった理由から、間借りドメインより独自ドメインを取得することをおすすめします。
まとめ
- ドメインは、ホームページの表札や看板
- ブラウザは、ドメインを目印にホームページへたどり着くための乗り物
- ドメインには独自ドメインと間借りドメインがある
- 間借りドメインは事業にマイナス影響がある
- 間借りドメインだとメールアドレスが自社用にならない
- 事業のホームページには独自ドメインをおすすめするドメ
- 独自ドメインの決め方、取得方法は別の記事で!
今回はこんなところで。
ではまた!
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