みなさん毎日使われているGoogle
「検索」といったら「ググる」と言われるまで
僕らの日常に深く関わっています。
インターネットの検索を牛耳るGoogleとは
どんな会社で何をしているんでしょうか。
アメリカの大学生2人が立ち上げた
Googleはアメリカのスタンフォード大学の2人の学生が立ち上げました。ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンの2人です。当時は1995年。
「世界の情報を整理する」
「1クリックで世界の情報にアクセス可能にする」
を使命としています。
世界中のホームページを収集
Googleはクローラーというものを作りました。
これは自動で世界中のホームページ(ウェブページ)を渡り歩き、そのページの特性や種類を記録しながらぺージへのリンクをストックしていくシステムです。
そして何らかの目的、例えば「濃厚 ラーメン」(を食べたい!)というキーワードで検索してくる人に、クローラーでストックしたぺージ群から「濃厚」であり「ラーメン」に関係が深いページを見せる、という仕組みでウェブ検索を作り上げました。
これがインターネット検索の覇者 Google の始まりです。
独自のホームページ評価の仕組みをもつ
サービス開始当初は検索結果に表示されるページが、
けっして目的に沿ったページばかりではなかったGoogle.
徐々に検索結果の精度が上がり始めたのですが、
それを支えたのが独自のウェブページ評価の仕組みです。
検索キーワードを含むリンクが外部からあるほど、
そのキーワードに関連するページのはずだ!という
論理のもとに評価がされていました。
例えば、ラーメン屋Aで食べた人がブログやSNSで
「濃厚でうまいラーメン」というリンクをAのサイトに張れば
Googleは「Aは濃厚・うまい・ラーメンのキーワードと関係がある」
とみなす、というわけです。
今はこんな単純な評価がされているわけではないですが
ざっくりGoogleがどうページを評価するかというと、
キーワードとそのページの関連性が高いかどうか
で判断しているということです。
Googleの検索結果に表示されるには
こういった施策が必要になってきます。
- Googleにホームページの存在を知らせる
- ターゲットとするお客様が入力するキーワードを調べる
- お客様が何を探しているか(困っているか)調べる
- お客様の問題を解決する情報を提供する
- そのキーワードをホームページ内に含める
- 定期的に更新する
このような取り組みをサーチエンジン最適化、
英語で Search Engine Optimization 略して SEO と呼びます。
しつこい電話営業のSEO業者に頼んで
検索で上位表示しても売上が変わらない理由
で書きましたが、悪質なSEO業者にはお気をつけください。
検索結果で上位表示!というと売上が上がると思って
みなさん大金を注がれますが、検索結果で上位なら
イコール売上増ではありません。
- お客様がどういった人かきちんと定める(ターゲッティング)
- そのお客様が欲しがるものが何か見極める(リサーチ)
- 自社でそれを提供できるようにする(商品開発)
- 競合はどうやって価値を出しているか調べる(リサーチ)
- 自社の商品の独自価値を見極める(商品開発)
- どうやってお客様が商品を探すか調べる(マーケティング)
- 商品の独自価値が伝わるサイト構成を考える(デザイン)
- 商品価値が伝わる文章を書く(ライティング)
- ライティングを検索キーワード(SEO)
- 購入や来店につながる機能を適切に置く(マーケティング)
- アクセスが集まり、商品が売れる(目的の達成)
これは一例ですが、このような戦略がありきで
アクセスを集めることを目的にしないよう注意しましょう。
アクセスを集めるのは実は最後です。
その前にたくさんやることがあるのです。
詳細は次回以降また書いていきます。
それではまた!
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