できるだけ多くの人に伝えたい!では誰にも伝わらない

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ホームページ制作の依頼を受けたとき
かなりの確率で言われることがあります。

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「とにかくたくさんの人に見てもらいたい」

気持ちはご理解できます。
たくさん見てもらい、たくさん反応して欲しいですよね。

「たくさんってどれくらいですか?」と聞くと
「そりゃ業界の全員だよ」とか
「日本人のほとんどだよ」と返ってきたりして。

さらにこう言われることも。
「だってインターネットのホームページなんだから
どこからでも誰でもアクセスできるんでしょ?」

それは仕組みとしてはその通りです。
ただホームページ制作の前に考えたいことがあります。

誰にでも伝わるように!という姿勢は
結果として誰にも伝わらないあいまいな言葉を生みます。

僕はこれをよく「標語」と呼んでいます。

上のほうに大きく飾られているけど
「我々はあらゆる顧客の問題を迅速に解決します」など
結局なにが言いたいのかわからないアレです。

「みんなを笑顔に!」
「すべての人の幸せを追求します」
などもよくありますね。

「みんな」ではなく「1人」のために

ライティングを学んでいると
「たった1人に伝えるために書こう」
というフレーズが何度も出てきます。

みんなという大集団を掲げていると、
性別や年齢、住んでいる場所といった
あいまいで思い込みに近かったターゲットの定義。

たった1人をしっかり見つめると、
本当は何に困っていて、どう言えば伝わるか
リアルで具体的になってきます。

誰に何を伝えたいのか。
これを徹底してリアルにします。

標語ではなく、隣にいる人に伝わるように。

ターゲットの絞り込みについては
またあらためて記事にしますね。

それではまた!

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この記事を書いた人

塩川まことのアバター 塩川まこと デザイナー

デザイナー/プログラマー/クリエイター/コンサルタント。経験15年超のフリーランス。専門分野はUX、xR、人型インターフェース、キャラクターデザイン、アプリUI、空間UI、Web制作など。強みは現実×デジタル×仮想空間の融合や、ユーザー体験を軸とした改善提案。フルリモートワーク

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